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コメントをいただいている方へ

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
特にコメントをいただいている方々、返事が遅くなって
申し訳ありません。

メールの設定不良で返信できないのと、
コメント返信機能を理解していない私の不徳の致すところです。

近日中には問題解決をしてお返事させていただきますので、
今しばらくご猶予下さい。

よろしくお願い申し上げます m(_ _)m


また、いただいたコメントを公開して、みんなで話しあう
場所にもしたいと思っています。

コメントをいただく際には、
コメントの公開 「可」「不可」 もお知らせ下さい。

よろしくお願い申し上げます。


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【目指すのは大規模インフラに頼らない住宅】
モンゴルや中国、ロシア、カザフなど、
開発途上国の都市化における危機的状況とは、
単純消費型生活スタイルによる空気汚染と水質汚染、
そしてゴミ汚染です。

今までであれば都市のインフラ整備を早急に進める・・・、
といったことになるのですが、
そういった「巨大施設的距離に頼る巨大インフラ整備の時代」
は過ぎたのではないでしょうか。

今までのような距離に比例する極端に低効率な都市インフラ整備は、
地球温暖化対策に反する行為であると考えます。

徒然草にあるような、モンゴルのゲルの見るような、
移動する施設と共に必要性能(光、水、熱)も一緒に移動すれば、
大変な効率化が図れると思います。

すなわち「インフラフリー」と言った考え方です。

それぞれの住宅に、エネルギーの生産からゴミの処理まで全てを
完結しうる性能を持たせることができれば、途上国の発展に伴う
様々な障害(資金、環境汚染、時間、様々ないさかい等)も減少
すると思います。

それを可能にする技術がエクセルギー技術であると私は考えます。



【モンゴル専用のエコ住宅とは】
身近にある材料、エネルギーの高度利用と低炭素化社会の実現による、
自然環境の保持を可能にした住宅であること


【都市部のためのプロトタイプ性能と条件】
断熱性、防犯性、移動性、短時間、費用効率、移動性、少種素材、
暖房機器、調理熱源
    
産物利用とエクセルギー技術の応用

                  
【熟考すべき事】
☆ 地下資源の際限ない採掘
☆ 自然素材の際限ない伐採
☆ 資源、ゴミ燃焼による際限ない炭素排出


【アイデア】
☆ 環境に負荷をかけない、自然に戻る素材の利用
☆ 住宅の骨組みは、世界中で捨てられるコンテナ(鉄)を利用
   新たな素材を作り出す必要が無く、炭素発生無し。


【目指すもの】
スティール製コンテナと炭化ストーブや発酵熱に依る、
ローエクセルギー的暖房熱源と調理熱源を有する住宅



見上げればそこに星空が・・・

日本人宇宙飛行士、野口聡一さんと山崎直子さんの二名が、
現在国際宇宙ステーションに滞在しています。
お二人は今、地上を離れ、私たちの住む地球を宇宙から客観的に
眺められる場所にいます。

私は子供の頃から星が好きで、大人になった今でも星をたくさん
見ることのできる場所が好きです。
特に空気の透明度が増す冬場、都市部の明かりが届かず、
人工照明もほとんどない山間部を車で走行しているとき。
何もない場所に車を止め、キリリと冷えた大気のもとで見上げる星空の、
ただ、いまそこにあるだけの光の存在を感じることが大好きです。

お二人の目に、この地球はどのように映っているのでしょうか・・・。
数多の生命をその上に生存させている、この奇跡の星の姿は、
宇宙からどのように見えるのでしょうか・・・。
たった一つの地球・・・、その姿をこの目で見ること、
その存在を感じることが、子供の頃からの夢です。


モンゴルの大草原には、
今の日本では見ることのできない満天の星空が、今でも広がっています。
澄んだ空気とあるがままの自然が、
夜空に輝く星々の存在を教えてくれます。

宇宙からみればたった一つの地球、
その同じ地球の上にいるのに、
日本では見ることのできない星空・・・。

その星空の存在が、モンゴルを愛する理由の一つです。


しかし、モンゴルにおいても、大気汚染が夜空に輝く星々の存在を
かき消そうとしている地域があります。
石炭や薪の燃焼に伴う大量の煙が、澄んだ空気を濁しています。

しかし、石炭や薪を燃やすことで得られる暖かさは、
人々が厳しい寒さの中で生きていく上で必要不可欠です。
また、現在のモンゴルから、
石炭や薪という燃料をすぐになくすことはできません。

そこで、私たちの計画しているエコ住宅には、
石炭や薪を燃やしても煙をほとんど出さない、無煙化技術を採用した
暖房装置の設置を予定しています。
今のところ一般家庭用の小型装置は販売されていませんが、
同装置を製造しているメーカーの協力により、
新しい装置の開発を模索しています。


安心して生活できる住居の普及と、住んだ大気を汚さない生活の仕組み・・・。

この両面を満たすことのできる住居を、モンゴル国のエコ建築として
普及させることが、モンゴルの夜空に輝く満天の星空を守ることにつながると同時に、
地球全体の環境保全にも役立つと考えています。

大好きな星空の見える環境を守るために・・・、
さらに知恵を絞っていきます。

最後までお読みいただきありがとう。



ちょっとした実験 ~耐熱・耐寒実験~( 後編 )です。

後編は、耐寒実験の様子をお伝えします。



耐寒実験に使った冷却剤はドライアイス。

ちなみに、ドライアイスの温度は-78.5℃、とても冷たい物質です。

このドライアイスを特殊セラミックスとスタイロフォームの上にのせ、

反対側の面がどれくらい冷たくなるかを測定してみました。

P1010759.jpg
ドライアイスの冷たさで、缶の底が白く凍結!


スタイロフォーム素材実験1
スタイロフォームの上にドライアイスを乗せて冷却中


スタイロフォーム右冷却面温度2
スタイロフォームの冷却面温度

スタイロフォーム塗装無し2
同時点の裏面温度(遮熱塗装なし)

スタイロフォーム塗装有り2
同時点の裏面温度(遮熱塗装あり)



セラミック塗装有り表面温度1
セラミックスの冷却面温度

セラミック塗装有り面冷却中2
同時点の裏面温度(遮熱塗装あり)



断熱材として広く普及しているスタイロフォーム。

耐寒性能は非常に優れています。

気候風土に合った厚みと施工精度が整えば、寒さの厳しいモンゴルでも

その性能を十分発揮すると考えられます。

また、ここ数年スタイロフォームはリサイクルもされています。

リサイクルシステムが整えば、省資源にもつながる素材といえます。



一方、耐熱性能に優れているセラミックスですが、

耐寒性能はあまり期待できないようです。

※この感想は、あくまで今回使用したセラミックスについてであり、
 耐寒性能に優れたセラミックスがあれば是非ご紹介ください。

前編でもお話ししましたが、セラミックスを利用するとすれば、

耐火耐熱性能を十分発揮してほしいエクセルギーストーブ周りのようです。



今回の実験は、スタイロフォームとセラミックスの2種類のみを検証しました。

これ以外にも、建物に使われている断熱材はたくさんあります。

参考までに、代表的な断熱材をご紹介。

【無機繊維系断熱材】
・グラスウール(ガラスを繊維状にしたもの)
・ロックウール(玄武岩などの鉱物を繊維状にしたもの)

【発泡プラスチック系断熱材】
・ビーズ法ポリスチレンフォーム(発泡スチロールのこと)
・押出法ポリスチレンフォーム(実験に使ったスタイロフォームがこれ)
・硬質ウレタンフォーム(現場での吹きつけ加工が可能)
・フェノールフォーム(断熱性能と防火性を併せもつ)

【天然素材系断熱材】
・セルロースファイバー(天然の木質繊維から作られる)
・羊毛断熱材(ウールから作られる)
・炭化発泡コルク(コルク樫の皮を粉砕し、炭化発砲して作られる)


断熱材にはそれぞれ特徴があり、

また気候風土やコスト条件、施工技術等による向き不向きもあります。

よって、単に性能だけを比較しても“ 片手落ち”の結論しか得られないと思います。



以前もご紹介したことですが、

モンゴル国で必要とされる住宅性能順位の第一位は、

厳しい寒さを防ぐための耐寒性能です。

この点については、お話しするモンゴル国の友人全てが同じ意見です。

私たちの考案する住宅には、高い断熱性能と環境性能、

及び現在のモンゴル国で普及可能な住宅価格の実現が求められています。



この要件は、材料や素材の性能のみに頼って満たされるものではありません。

必要なのは、それぞれの素材や技術を組み合わせて性能を最大限に発揮する

“ 仕組み作り ”であると考えています。

そして、これら仕組み作りに於いて基本となる考えが、

“ エクセルギー ”の考え方なのです。

現在、仲間達の協力を得ながらこの仕組み作りを進めています。

仕組みに関する情報も、順次ご紹介していきます。



最後までお読みいただきありがとう。



ドタドタ(走) バタバタ(汗)

さまざまな仕事が重なり、一週間ほどお休みをしましたが、

今日からブログを再開します。

4月1日、新しい年度の始まりですので、文中の “ 口調 ” も改めてお伝えしていきます。



さて今回は、

1年半ほど前に行った “ ちょっとした実験 ” の様子をご紹介。

実験を行った場所は、頼もしい仲間であるNITO環境建築の倉庫にて。

10月、秋の心地よい一日、わたし懸樋と二戸社長、野瀬氏の3人で行いました。



どのような実験かというと、モンゴルの寒さ・厚さ対策に関する実験です。

以前ご紹介したとおり、モンゴル国は自然に恵まれた素晴らしい国です。

と同時に、とても厳しい気象環境の国でもあります。



冬場は氷点下30℃を下回ることもある厳しい寒さ、

夏場は摂氏30℃を優に超える暑さ、

標高も高く空気も澄んでいるので、日差しも強い・・・、

快適な居住環境を目指す上では、防寒・耐暑性能の検証が不可欠です。



このときの実験は,、あくまで簡単な素人実験ですので悪しからず。

エクセルギーハウスの雨水収集用に用いられている特殊セラミックス、

断熱塗料、スタイロフォームが、

伝導熱や輻射熱をどの程度遮れるものなのかを、簡単な方法で調べてみました。



熱源は白熱灯、冷却素材はドライアイス。

まず、特殊セラミックス、スタイロフォームに断熱塗料を塗布します。

実験作製中の二戸氏
塗布しているのはNITO環境建築のNITO社長



まずは耐熱性能に関する実験。

断熱塗料を塗ったセラミックスと塗っていないセラミックスを、

下の画像のように白熱灯で30分ほど温めます。

熱源照射実験2

このとき熱源側温度を計測すると、約200℃程に熱せられています。



熱源の裏面温度を測定した様子が下の画像。

<遮熱塗料を塗布していないセラミックス>
熱源照射実験塗料無し


<遮熱塗料を塗布したセラミックス>
熱源照射実験塗料有り


遮熱塗料を塗布していないセラミックスでは約70℃、

塗布したセラミックスでは約44℃という結果になり、

どちらも熱を伝えにくいことがわかりました。



ちなみに下の画像、

熱源照射実験塗料熱源反対側

遮熱塗料を塗布したセラミックスの加熱面をひっくり返して測定してみました。

すると、表面温度は約52℃という結果になりました。

この結果から、遮熱塗料を塗布する場合は、

熱が直接当たる面に塗布する方がよいということが確認できました。




セラミックスはスペースシャトルの外壁に張られているように、

熱を伝えにくい素材として知られています。

今回実験に使用した遮熱塗料にもセラミックスが含まれています。

そしてここ数年、遮熱塗料は日本国内の様々な建物に使われるようになりました。




モンゴル版エコ住宅に採用する場合、

エクセルギーストーブ( 仮称 )を設置する近辺の遮熱材として、採用できるのではないかと考えます。



ちょっとした実験 ~耐熱・耐寒実験~( 前編 )はここまで、

次回は後編、耐寒実験の様子をお伝えします。



最後までお読みいただきありがとう。


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