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見上げればそこに星空が・・・

日本人宇宙飛行士、野口聡一さんと山崎直子さんの二名が、
現在国際宇宙ステーションに滞在しています。
お二人は今、地上を離れ、私たちの住む地球を宇宙から客観的に
眺められる場所にいます。

私は子供の頃から星が好きで、大人になった今でも星をたくさん
見ることのできる場所が好きです。
特に空気の透明度が増す冬場、都市部の明かりが届かず、
人工照明もほとんどない山間部を車で走行しているとき。
何もない場所に車を止め、キリリと冷えた大気のもとで見上げる星空の、
ただ、いまそこにあるだけの光の存在を感じることが大好きです。

お二人の目に、この地球はどのように映っているのでしょうか・・・。
数多の生命をその上に生存させている、この奇跡の星の姿は、
宇宙からどのように見えるのでしょうか・・・。
たった一つの地球・・・、その姿をこの目で見ること、
その存在を感じることが、子供の頃からの夢です。


モンゴルの大草原には、
今の日本では見ることのできない満天の星空が、今でも広がっています。
澄んだ空気とあるがままの自然が、
夜空に輝く星々の存在を教えてくれます。

宇宙からみればたった一つの地球、
その同じ地球の上にいるのに、
日本では見ることのできない星空・・・。

その星空の存在が、モンゴルを愛する理由の一つです。


しかし、モンゴルにおいても、大気汚染が夜空に輝く星々の存在を
かき消そうとしている地域があります。
石炭や薪の燃焼に伴う大量の煙が、澄んだ空気を濁しています。

しかし、石炭や薪を燃やすことで得られる暖かさは、
人々が厳しい寒さの中で生きていく上で必要不可欠です。
また、現在のモンゴルから、
石炭や薪という燃料をすぐになくすことはできません。

そこで、私たちの計画しているエコ住宅には、
石炭や薪を燃やしても煙をほとんど出さない、無煙化技術を採用した
暖房装置の設置を予定しています。
今のところ一般家庭用の小型装置は販売されていませんが、
同装置を製造しているメーカーの協力により、
新しい装置の開発を模索しています。


安心して生活できる住居の普及と、住んだ大気を汚さない生活の仕組み・・・。

この両面を満たすことのできる住居を、モンゴル国のエコ建築として
普及させることが、モンゴルの夜空に輝く満天の星空を守ることにつながると同時に、
地球全体の環境保全にも役立つと考えています。

大好きな星空の見える環境を守るために・・・、
さらに知恵を絞っていきます。

最後までお読みいただきありがとう。



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~モンゴルへの想い~

蒼く輝き、遙か彼方まで広がる大草原

悠久の刻を語り継ぐ、貴重な民族文化 

広大な国土に分散した少数民族とそれぞれの生活様式

自然環境に過大な負荷を与えない独自の生活様式

貴重な大自然を今に残す数少ない国、モンゴル



モンゴルを訪れ、大自然に包まれながら旅をするとき思うこと、

「モンゴルの自然と文化をこよなく愛する一人の人間として、建築家として、私にできることはなにか?」

経済発展を最優先した結果、

自然環境を破壊し、文化を破壊し、健康を脅かし、心の美しさを失った過去を持つ日本人として、

モンゴルには同じ過ちを繰り返して欲しくないと心から想う。

その想いが、今の私を突き動かす原点であり、出発点にもなっている。

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~モンゴル国の転機~

そのモンゴルも今、大きな転機を迎えている。

民主主義への移行に伴う市場原理の導入、

豊富な地下資源の獲得を目指す先進国や新興国の思惑、

大量消費社会が見せる豊かさへの憧れ、放牧生活からの離脱・・・。



戦後の日本が欧米社会の見せる豊かな生活への憧れを原動力に発展したように、

モンゴルも今、豊かに見える諸外国の生活を手に入れるため奔走している。



しかし、環境も文化も思想も違う国の生活を手にいれることが本当の豊かさに繋がるのかであろうか?

経済発展と引き換えに、大切なものを実に多く失ってしまった・・・、

と薄々感づいている私たち日本人にとって、今のモンゴルが歩んでいる道の先に待つ未来は、

明るいだけのものではないことがわかっている。

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~私たちにできること~

私たちにできること・・・、

それは、モンゴルの良さを残しながら生活文化を進化させる方法を、

モンゴルを愛する人達と共に考え、そして最適な方法を導き出すことであると考えている。



例えば大気汚染。首都ウランバートルでは、特に冬期の大気汚染が深刻な問題になっている。

遊牧を捨てた多くの民がウランバートル近郊に集落を形成しているが、

そこで大量に使われる薪や石炭といった燃料が大気汚染の原因になっている。



遊牧民は家畜の糞を乾燥させたものを燃料に利用してきた。

今風にいえば、とてもエコな燃料である。

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しかし遊牧を捨てた民は、このエコ燃料も捨ててしまった。

厳冬期には-30℃にもなる寒さ厳しいモンゴルで、燃料なしの生活は考えられない。

そこで薪や無尽蔵ともいわれる石炭、その中でも質の悪いより安価な石炭を使って暖をとることになる。

この薪と石炭が多くの煤煙を発生させ、その結果がウランバートルの大気汚染に繋がっている。



ならば、煤煙の排出が少ない燃料を使えばよいのではないか、

ということになるが、これも簡単にはいかない。

モンゴルの人々の賃金は、日本円で月1万5千円~2万円といったところ。

この賃金で手にすることのできる燃料は、安価な薪や質の落ちる石炭しかない。

もちろん、モンゴル国も大気汚染の現状を憂いてはいるが、いかんせん技術も資金もない。


私たちでなんとか良い方法を考えようではないか、と思い、様々な人脈を使って方法を検討してみた。

その中に、実に興味深い技術があった。

その技術を普及させれば、モンゴルの大気汚染問題はいずれ大幅に改善されると思う。

その技術については今後紹介していこうと思うが、

モンゴルに対して私たちにできることはたくさんあると思う。

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~モンゴルへの想い~

蒼く輝き、遙か彼方まで広がる大草原

悠久の刻を語り継ぐ、貴重な民族文化 

広大な国土に分散した少数民族とそれぞれの生活様式

自然環境に過大な負荷を与えない独自の生活様式

貴重な大自然を今に残す数少ない国、モンゴル



私には、ほんの小さなことしかできない。

しかし、モンゴルを愛する人々が集まり互いの得意分野を活かしながら協力できれば、

この素晴らしい国を美しい姿のままで豊かにできるのではないだろうか・・・

そんな想いを込めて、今後もブログを綴っていこうと思う。

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