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いろいろな「生き物」が住める環境作りを取り入れて、

自分たちの町を作ろうとする人たちが少しずつ増えてきている。

そういった環境に身を置きたいと思う人も増えてきている。

ガーデニングなどの流行は、まさにそういった実践の現れであろうかと思う。



それは見た目の効果だけでなく、

心の、体の、健やかな時の流れのために必要なものだと思う。

そんな小さい環境が少し育つと、鳥が来る、蝶が来る、虫も来る。

小さな環境が少し育つだけでも、

“ホッ”としたくていろいろな生き物がやってくる。

そう、人間だって“ホッ”と出来る「寝ぐら」が欲しいじゃないか。


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振り返ってみると、

私の設計の経験は超高層住宅(当時20~30階の設計)で始まり、

次に斜面開発、そして市街地再開発事業企画、

独立してからもホテルや事務所、医療施設、リゾート施設など、

時代の先端的な内容の設計に当然のように関わってきた。



そんな中にも、時々住宅を設計するチャンスがあり、

そういうときの設計は、「田舎っぽい」、「鈍まな」、「昔からの方法や材料で」、

と云った方向性を模索していたように思う。

その時は考えなかったけど、今思うと、

「人間の住まいが、「方丈記」のように自然の中で好きな場所に好きな時に組み立てて生活し、

又移動できれば、どんなに楽しいことか・・・」と感じていたのかも。


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生き物の住める町の第一歩として、人間の住処もホッと出来るように作りたいと思っている。

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